溺れる。
君の表情、会話、仕草…その全てに溺れてしまう私。
これ以上、踏み込むと辛いだけなのに。
これ以上、あなたに近づくと傷つくだけなのに。
この気持ちに嘘はつけない。
ゆっくりと落ちてゆく。
深い、とても深い海の底みたいに。
どうすればこの気持ちに逆らえるのか。
どうすればこの感情を止めることが出来るのか。
否、止めることなどもはやできない。
そこまで落ちて、溺れてしまっている私。
もう後戻りはできないのだ。
それなら、いっそうのことこのまま狂ってしまえばいい。
そう考えながら、私はまた目を閉じる。
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