あなたに会いたい。
とても、幸せだった日々。
苦労しながらも2人で生活するのは、とても楽しかった。
それは突然にやってきた。
私はその言葉を信じたくなかった、いや、信じれなかった。
あなたが亡くなった。
血の気が引くのを感じる、手が震えて呼吸も荒くなる。
電話の相手の声が聞こえなくなり、私は意識を手放した。
目が覚めた時は病院だった。
あなたに会いたい。
ただその一心だった。
医者がきて、色々聞いた。
あなたは末期の癌だった、私に気を遣わせまいと、頑なに隠していたこと。
医者が一枚の手紙を渡してきた。
それは私の大切な、あなたからの手紙。
そこに記されていたのは、私への謝罪と感謝が詰まった手紙だった。
自然に涙が溢れて、止まらなくなった。
急なお別れにかなりつらかったけど。
あなたが前を向いてあなたの分まで生きて生きて、生き抜いていけ、というのであれば。
私はそれを守るよ。
天国のあなたへの私からの約束。
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