君を想うと心が痛む。
いつもの日常。
転校生としてやって来た君をみて、僕は心がワクワクした。
授業も頭に入らず、君を目で追いかける。
君はすぐに人気者になった。
僕は根暗で、勇気がなく、君を見ていることしかできない。
とある日の事、その日は雨だった。
傘を忘れていた僕は、どうしようかと思い悩んでいた。
「そこの君!」
背後から突然の声にびっくりした。
そこに居たのは憧れの彼女。
「これ、使って?」
そう言って彼女は僕に傘を差しだした。
「君はどうするの?」
戸惑いながらそう聞くと。
「私は折り畳み傘があるから」と笑顔で。
「また明日ね!」
と、行ってしまった。
僕は確信した。
僕は君が本当に大好きだと。
これが恋の始まり。
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