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僕の恋のはじまり。
君を想うと心が痛む。


いつもの日常。


転校生としてやって来た君をみて、僕は心がワクワクした。


授業も頭に入らず、君を目で追いかける。


君はすぐに人気者になった。


僕は根暗で、勇気がなく、君を見ていることしかできない。


とある日の事、その日は雨だった。


傘を忘れていた僕は、どうしようかと思い悩んでいた。


「そこの君!」


背後から突然の声にびっくりした。


そこに居たのは憧れの彼女。


「これ、使って?」


そう言って彼女は僕に傘を差しだした。


「君はどうするの?」


戸惑いながらそう聞くと。


「私は折り畳み傘があるから」と笑顔で。


「また明日ね!」


と、行ってしまった。


僕は確信した。


僕は君が本当に大好きだと。


これが恋の始まり。

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愛情と憎しみ
どんどん君は僕から離れていくんだね。


もう、手をどれだけ伸ばしても、縮まらない君との距離。


今更辛いなんて、言えない。


自らが下した決断だから。


だけど…僕には君が必要なんだよ。


「君が悪いんだからね…?」


誰に届くかもしれない言葉を呟き、君を刺殺した。


僕の人生。
昔話をしよう。

 僕の悲しくも、楽しかった人生について。

 突き刺さるような冷たい風が吹く冬。

 僕はそんな日に産まれたらしい。 

 僕は僕自身にさほど興味がない子だった。

 何故?と問われると、おそらく…。

 父もいない僕には母だけだった。

 母はとても愛情深い人だった。

 僕はそんな母が心から大好きだった。 

 だけども母は僕を置いて病気を患い、亡くなってしまった。

 僕がまだ幼い頃に、居なくなった母というたった一人の家族。 

 そんな僕を引き取ってくれたのは母方の祖母だった。

 そんな祖母は僕にとても厳しかった。

 髪の毛を引っ張り上げひっぱたくのは日常茶飯事だった。

 「弱音を吐くな」 「我儘を言うな」 この程度なら耐えれた。

 だけどある日。 いつものように寝ようとすると泣いている声が聞こえた。

 部屋からこっそりのぞいてみると。 

 「娘が亡くなったせいで祖母が苦しい思いをしている」 と嘆いている祖母の姿を目にした。

 そんな光景をみて初めての気持ちが出てきた。

 この世界に産まれ、生きる資格がないのだと思った。

 そんな感情しかなかった。 

 (僕は居ならない子なの?)

 幼い僕はそんな事を考え続けていた。

 学校でも僕は母が亡くなったショックで友達とよべるひとがいなかった。

 酷い虐めにも耐えた。 

 子どもながらにして祖母にこれ以上迷惑をかけたくなかったから。

 門限を過ぎていると怒られたとき。

 僕は嘘をついた。 

 「友達と遊んでいて…楽しくて、門限破ってごめんなさい」 

 真っ赤な嘘だ。 

 いつも公園で、一人で泣いて泣いて、涙が枯れるまで泣いてから帰路していた。

 僕は手の掛からないいい子を演じていた。

 だけど、変わらず祖母は何かにつけて僕を邪険に扱う。

 だから。

 (死のう。)

 そう思ったんだ。


 母に会いに行ける。

 これで虐めも無くなる。

 祖母の嫌味も聞かなくて済む。

 だから、さよなら。 

 僕は母に会いに逝きます。

 少ししか生きていなかった世界だけど、疲れる事ばかりだったけど。

 それでも人生を満喫したつもり。

 これで終わり。

煙草と君と僕。

ある雨の日、僕は雨に濡れながら。


ぐちゃぐちゃな気持ちを抱えて。


こんな土砂降りの中で。


我慢すれば、いつかは晴れる日がくるのだろうか?


そして、虹は掛かるのだろうか?


僕はそうなりたい。


この心はなんて表せればいいのだろうか?


「愛してる。」


雨が止まない天気の中、ぽつりと声に出してみる。


雨音で消されようとも、僕は君を心から愛している。


できることなら、君と同じ気持ちなら。


理解したくなかった。

だけど、どうしようもなく、しょうがない。

君は僕を見ないように家を出ていく。

ふわりと香る君の匂い。

タバコの匂いが、さよならの匂い。

未来への君と僕の物語
君と居ると、とても安らぐ。

君はどう思っているか、わからないけれど…。


僕にとって、君と過ごす時間はとても、穏やかで優しい時間だ。


人生は後悔することばかりだって、ずっと思っていた自分が居て。


それを未来へと向かおうと思わせてくれた、僕の大切な人。


過去は変えることが出来ないけど、傍に居て、沢山のことを共有したい。


願わくば、これからも一緒に居たい。


僕は君のことを愛している。

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